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お花畑です


by mmr_ausf1

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1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その3

アカデミーのキットには光と影迷彩を仕上げる為のマスキングシートが付属している。
後発キットとしては、なかなか良い組み合わせで面白そうじゃないか、と思ったのでこのキットを買ってみたのですが
当然その付属のマスキングシートを使いたい所なのですが、そもそも後期型と分類されるヘッツァーに光と影は相応しいのだろうか?と疑問が出てきてしまった(汗)
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その3_d0193462_1721526.jpg

大日本絵画のGUN POWERシリーズのヘッツァー編はそれを知る為に買ったようなもんですが
そもそも戦車一台作るのに資料を買うのはコスパ的にいかがなものかと自分でも思っております・・・・

で、光と影迷彩はヘッツァーの場合1944年の8月9月生産車とされていてる。
迷彩パターンはシュコダとBMMでは違うのだそうで、タミヤの箱絵にも描かれているのはBMMのパターンでアカデミーもそれに習っている。
小さなチップ模様はBMMはマスキングでシュコダは手書きとなるらしい。上の画像はシュコダとなるのだろうか。
ここまでは中期型に分類されるヘッツァーの話だが、では10月から生産されたとする後期型ではどうなのか。

ここから先は研究者も資料的に解明整理出来てはいないようで、後期型の変遷もいつからとはハッキリ言及していなくて、推測レベルになってしまっている。
戦争も終盤で文書や写真の記録が粗末になっったことが研究にも支障を来たした所だろうか。
で、肝心の光と影は44年末にはBMM、シュコダのどちらも止めて簡略化した迷彩に変更したようだが、読んでみもていまいちハッキリしない。
いずれにしても中期型に光と影迷彩はふさわしいが、後期型では微妙と判断したので、残念ながら光と影は止めにしておくことにした。

で、塗装はロコになってる足から
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その3_d0193462_16533281.jpg

光と影を断念したのは時期的判断が微妙なこともありますが、もうひとつに誘導輪の問題もある。
キットには親切に8穴、6穴、4穴と3種も用意されていますが、なんとなく6穴を選択してしまったので、後期でもより戦争終盤の方になってしまったので、やはり光と影は無いと思った。
8穴だったらギリでセイフだったろうか?

今回は時間的に余裕がある?はずなので塗装で充分遊べそうなので色々やってみることにした。
池袋の残念賞にウェザリングスティックをもらったが、こいつの使い道がいまいち分からないので放置されていたのを、活用法を求めて色々試した。
一つは少しだけ塗りつけて、筆で伸ばす方法。垂直方法を意識して伸ばすとまぁまぁ良い感じだった。
次に筆をスティックに擦りつけて、その後ドライブラシ。これは良いと思った。通常のドライブラシよりもたぶん簡単。
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その3_d0193462_16534841.jpg

最近パステルは安易過ぎるので禁じ手としていましたが、久しぶりにパルテルも使用。
パステルはMIGなどの贅沢品は買えないので100均で買ったパステルを茶こしで擦りおろして使っている。
むしろこっちの方が色んな色味が作れて便利だし、経済的に優れてもいるので、私はこちらの方がよいと思います。 

などと強がってみる(汗)
# by mmr_ausf1 | 2012-09-07 21:52 | 模型制作記

1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その2

あらたに資料を入手した。
35図面も載っていたのであちこち図ってみた。
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その2_d0193462_22105926.jpg

二つの資料の寸法はおよそ一致する。
図面は何を参考にしたのだろうかと疑問もあるが、図面を起こすのに考えられる方法にまず実車の採寸があると思うが、生産時期や工場による個体差だってあるだろうから、完全な図面としてはあくまでも個体としての図面となるのではないだろうか。と思う。
次に当時の設計図及び施工図となるだろうが、現代のIT化した生産現場ならまた違うが、当時の物作りの過程では現場レベルのアレンジが行なわれていただろうと考えられる。
少数生産では今でも実際よくあることだ。
なのでこれが完璧などという図面を提示することは非常に難しいだろうと思う。

で、タミヤ、アカデミーをそれぞれ寸法をあたってみたが、図面を正しいとすると
どちらも目クソ鼻クソ・・・・みたいな?(爆)

一部残ってますが、だいたい工作は完了
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その2_d0193462_22294725.jpg

単純な構造故に組むのに難しい個所は足回りくらいでしたが、薄い所は薄くする為にプラ板などで工作。
最近は薄いプラ板が容易に入手できるのは良いですが、加工は薄いので まぁ大変(汗)

実は工作にはそれほど時間はかけていないのですが、後部吸気口ように用意されていたエッチングメッシュを一時紛失。
かなり捜索したが見つからず、しかたなしにストックのパッションのヘッツァー用メッシュを使ってみることにしたが
これがタミヤ用だったのでアカデミーには使えないという残念な結果に。(斜めが合わない)
むしろタミヤのコピーであって欲しかった・・・・

次の策としてプラ板とエッチングメッシュの組み合わせで自作するも上手くゆかず断念。
次に紙で作り始めたが、こいつがまぁまぁ上手くいったが、やはり精度の面で難あり。
でも、これで行こう!と覚悟を決めたらキットのエッチングを発見。

良かったといえば良かったのだが、時間的にエライ ロスとなってしまった(泣)
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その2_d0193462_2230661.jpg


このキットのポイントは
① 巷で言われるタミヤのコピーキットではなかった。
むしろ寸法的には出版物や他社キットと比較してオリジナルな所が多くある。(正確さは実車と比較できないので不明としておきます)
② 足回りが組むのに注意が必要だった。他が問題なく組めるだけに、ここはこのキットの大きなウィークポイントと言える。
③ 後期型の特徴をそれなりに再現しているが、新しいキットのわりにモールドがダルいのが気になる。
吸気口メッシュをエッチングで用意しているがシャッターが用意されていないなど、ちぐはぐな感じがする。

もうひとつありますが、それは次回塗装編にて
# by mmr_ausf1 | 2012-09-05 21:09 | 模型制作記

1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その1

私のスミコンお題とした韓国アカデミー、ヘッツァー
時節柄、非常にホットな国のインジェクションキットを制作いたします。
アカデミーはストックもあまりないのですが、今回初めて作ってみることになります。
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その1_d0193462_912752.jpg


アカデミーと言えば過去のコピーキット問題で評判よろしくないですが
近年はオリジナル化も進み、逆にコピーされる側になったと言われている。
ただし過去のコピー疑惑のキットはいまだに、そのまま流通している。

制作前にネットでキットの評判を調べてみた。
するとタミヤの完全コピーであると追記までする熱の入れようで断じているブログを見つけた。(アカデミー・ヘッツァーで検索するわりと上位にある)
え~!その嘘本当?(天才バカボンより)
と思いましたので調べてみる事にした。

1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その1_d0193462_992418.jpg

まず、パーツの分割が似ている。ピン跡が同じような位置にあるなどはコピーには当たらない。
同じ実物をキット化すれば、どのジャンルでも似たい様な結果になるので、そこは問題とはならない。
むしろ、おかしな分割をする方がよほど問題がある。

で各所を計測してみた。
【シャーシ・下部】 タミヤ L=119.4 W=37.3 となるがアカデミーは L=116 W=37 となった。
アカデミーはタミヤよりも全長で3mmも短いことが判明。

【シャーシ・側面角度】 タミヤ 74度 アカデミー 76度と違いがあった。
たった2度と思うかどうかは個人の判断だが、これが結果としてフェンダーに如実に違いが出てくる。

【フェンダー】左右のフェンダーの間の幅はタミヤ46.5 アカデミー44.5 となる。
シャーシ側面の角度の違いがフェンダーに現れた結果だが、フェンダー自体もタミヤのものより幅が1mm広くなり、大きく外観が異なってしまっている。

他にも計測してみたが、コピーであると言うよりも、むしろまったく別の設計となっている。
タミヤの寸法は最近のの図面などと近い感じだが、アカデミーは古い誰かの図面を元にしたんだろうか?
と別の疑問が出てきた。
ここでコピーとはまた違う問題点が浮かび上がってきましたが、素組で作りますので
その違いは制作には直接関係ないのでこれ以上は調べないが、結論としてはタミヤとはまったく別のキットとなる。

タミヤのコピーであると無理やり断じるのは無理がある感じだが、上記のコピーと断じた人は、どうしてもタミヤのコピーでないと何か困ることでもあるんだろうか?
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その1_d0193462_994486.jpg

で、組む。(素組)
全然違うキットと分かったが問題はここからで、正しいディスリのポイントはむしろここにある。

足回りのパーツをそのまま取り付けたのでは激しく『ハの字』になってしまうのだ。
どうやら取り付けパーツの角度設計がシャーシに対して整合していないようです。
「タミヤだったらピッタリなんじゃね?」と意地の悪い発想のある人の為に(お前だろ!)
試しに合わせてみたが、マシとは言えやはり『ハの字』になってしまっていた。

なので側面に取り付けるパーツは全て角度を垂直にする為に修正する必要があります。
0.5mmのプラ板小片を用意し、それを噛ませて角度をそろえましたが、以外にもそれだけで角度修正は完了し、履帯を張った時に出ると予想したラインの乱れの修正はしないで済んだ。
修正が簡単に済んで良かったのだが、なんだかそれはそれで変な気がしないでもない。

で、履帯を取り付け
1/35 アカデミー Hetzer 後期型 その1_d0193462_9124666.jpg

一応フリウルを用意していたが、アカデミーも部分連結式のキャタ仕様になっている。
イタレリもこの方式のキャタだったりしますが、タミヤがまぁまぁ組めるのに対して、イタレリは履帯のコマ同士の合いは悪く、起動輪にも噛み合わないなど激しく組みづらかった経験もあるので、こいつは大丈夫か?との疑問が出てきたので、そのまま使ってみることにした。
以外にアカデミーは素直に組むことができた。寸法的に怪しい車体のキットではありますが、ここは高評価としたい。

側面からはとても目立つ下部転輪のハブキャップは実車のそれよりも扁平になってしまっていて、なおかつヒケも見られた。
どうしようか考えてハブキャップのみ改修をしてみたが面倒でもあり、ボルトの精度を出すのも難しい。
タミヤの転輪のハブキャップを複製移植も考えてみましたが、複製するのも面倒だし時間も惜しいので、ここはスッパリとタミヤに交換。
これだけで印象はだいぶ変わった。
# by mmr_ausf1 | 2012-08-28 21:00 | 模型制作記

1/35 タミヤ Elefant その5

タミヤ エレファント完成(締めきり的に)
途中さぼってしまい一週間ほど時間を無駄にしてしまったが為に目標とした完成イメージには到達出来なかった。
いつものパターンですが(汗)
 1/35 タミヤ Elefant その5_d0193462_12185584.jpg

当初は黄色味の強いデュンケルゲルプをイメージしていたが、時間が厳しくなってきたので出来あいの色に依存してしまった。
タミヤアクリル定番色を基本に基本塗装。
ダークイエローをベースに自衛隊色のブラウンとグリーンで迷彩を施しましたが、最近の考証だと迷彩のパターンが以前ほど幅がなく面白さに欠けるので大きく考証からはずれない程度にオリジナルとしてみた。

車両は遺棄車両を目指しましたが、経験が無いのでこれもやりきれず(泣)
もっと破壊された状態にしたかったのですが、そもそもエレファントが重装甲であるが為に砲弾による貫徹での破壊はほとんど見られず、故障で放棄されたか航空機により撃破されたかのどちらかになるので、一般的なイメージを損なわないダメージの手法もあまり幅がないのが難しいところでしょうか。
もっと腐った状態にもしたかったのですが50年も60年も道路に放置されているのは、それはまたそれであれなので・・・・
 1/35 タミヤ Elefant その5_d0193462_12192952.jpg

今回は当初より民間人と組み合わせた情景にする予定だった。
MBの靴磨きの少年をいつか使ってみたかったのが大きな動機ですが、民間人のフィギュアとなると選択肢が少ないのが悩みどころ。
幸い最近はミニアートから民間人もボチボチ出ているのでありがたく立ち姿のスーツ姿の男をチョイス。
時間も限りあるのでなるべくそのまま使いたかったのですが、このスーツ姿の
素組みの状態だとウエストが締まり過ぎていてスーツっぽくないのでこれだけはパテで改修。
顔が丸顔の親父なので、もっと恰幅を良くしてもよかったかも

塗装にかける時間がもう少し欲しかったが、時間が無いので簡素に(ちょっとテカった)
 1/35 タミヤ Elefant その5_d0193462_12194410.jpg

シリアで狙撃されて亡くなったジャパンプレスの山本美香氏が戦闘地域の民間人に注目して取材していたとのことですが、ミリタリーに興味がある人ならばそのことはある程度知っていることではありますが
実際戦闘地域の民間人が戦闘の影響を受けつつも淡々とした日常を過ごしているのが実情で、仕事や家事を普通にしている。

これが軍民問わない殺戮戦ならば大量の避難民が現出する様相もあるわけですが、人権意識の低いWW2でも、住民が土地を離れずに生活を営んでいるのは珍しいことではなく、むしろその方が多かっただろうと考えます。

と言うのを踏まえて民間人を初めて絡ませてみた。
頭の中ではもう少し面白いものになっている予定だったが、出来あがってみると、あまり訴えるものはないような・・・・(汗)

次はスミコンだな
 1/35 タミヤ Elefant その5_d0193462_1220191.jpg

# by mmr_ausf1 | 2012-08-27 21:00 | Gallery

1/35 タミヤ Elefant その4

タミヤのキットに付属するワイヤーのタグアイは車体にあるシャックルに通すことが出来るが、CMKのタグアイは通すことが出来ない。
ワイヤーにも色々あるだろうが、やはりタミヤのタグアイは大き過ぎるのだろうか?
1/35 タミヤ Elefant その4_d0193462_9162898.jpg

上の画像では固定方法が分かりませんが、改めて調べてみるとキットにもある大型のシャックルに、それより小さいシャックルを介すことでワイヤーを連結しているものが多いようです。
正し、橋ごと崩落したエレファントではアイを車体のシャックルに通し引き出しているのも見られるので、シャックルに通るタグアイのワイヤーが無いわけではなさそうです。


途中さぼってしまったので予定よりだいぶ遅れた。
まだ、やり残したと感ずる所もありますが、一応これで工作は終了として塗装に入る。
塗装前に撮影してみた所、フェンダーコーティングとコーティングの一部剥がれをやり忘れたので、その後追加。
画像で見ると客観視出来るのでブログなどをやっていなくとも意味ある作業かもしれない。

キットは組み易いし悪くはないと思いますが、いまいち面白みに欠ける感じがしないでもない。
組み易さを売りとするのは良いですが、最近の分割の多いキットは作り応えを楽しめるし、組みづらい古いキットだって問題を克服しながら完成させるのはそれなりに楽しいので、組み易さだけをセールスポイントとするのはどうなんだろう。
組み立て式分割履帯もトレンドではあるが、車体の組み易さに比べるとビギナーには少々難しい作業に感じる。
やはりベルト式も入れるべきではなかろうか?
個人的には部分組み立て式よりも完全バラ組みに方が扱いやすいと感じます。
1/35 タミヤ Elefant その4_d0193462_15483635.jpg

ほんの少しですが一部ドラゴンのパーツに頼ってしまった。
ドラゴンの運転手席のハッチはペリスコープが別パーツ化されていて、今回の場合はこちらの方が都合が良かったので交換。合わせて無線手側も交換。
ピストルポートの閉鎖旋は自作しようかとも思いましたが、少しやってみた所、時間が惜しくなり潔くドラゴンから供出。

履帯はフリウルを用意してましたがキットの履帯に興味を持ったのでそのまま使用してみた。
左側は履帯ピンが折損状態にする為にカステンを部分的に使用。
キットの履帯も充分いけてますが、鋳造らしさと細部まで行きとどいた表現ではカステンが勝る部分もあるので、必須をは言えないまでも使う価値はそれなりにあると感じます。

1/35 タミヤ Elefant その4_d0193462_1521977.jpg

では塗装に入ります。
# by mmr_ausf1 | 2012-08-19 10:17 | 模型制作記